唱歌「汽車」

 今日の天気は曇りであろうか。

 豊かな四季に彩られる唱歌の数々、季節に関係ないものももちろんある。次の「汽車」などもそうだ。第三学年用は「春が来た」に始まり、「茶摘」「蛍」「汽車」「虫のこゑ」「村祭」「鵯越」「冬の夜」など有名な名曲を収めている。

 「汽車」は「蛍」と、あまり知られない「燕」の間にある。「日本の国」「飛行機」「豊臣秀吉」など季節性の無いものも納めてあるのだけれど、おおむね四季の移ろいに従って並んでいる。

 してみると、「汽車」は初夏の中を突っ走るSLの雄姿を歌っているのかも知れない。汽車の窓から、まっすぐに植えられた稲の列を何十年見ていないだろう。 

 
    汽 車

      文部省唱歌
      作曲 大和田愛羅

一 今は山中、今は浜(はま)、
  今は鉄橋(てっけう)渡るぞと、
  思ふ間も無く、トンネルの
  闇(やみ)を通って広野原(ひろのはら)。

二 遠くに見える村の屋根、
  近くに見える町の軒(のき)。
  森や林や田や畠(はたけ)、
  後(あと)へ後へと飛んで行く。

三 廻(まは)り燈篭(どうろう)の画(え)のやうに、
  変る景色のおもしろさ。
  見とれてそれと知らぬ間に
  早くも過ぎる幾十里(いくじふり)。

 (「新訂尋常小学唱歌(第三学年用)昭和7.4)









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■歌詞カード付 作詞:大和田建樹 作曲:多 梅稚 編曲:とき ゆうじ    歌:キド・ブラザーズ M

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