唱歌「日の丸の旗」

  かつてNHKテレビが1日の放送を終えると、青空に翻る「日の丸」を背景に「君が代」が奏されて終了したものだ。ラジオは「君が代」で終わった。
 深夜12時のニュースの後だから、0時05分くらいのことであった。そして世の中は眠りに就き、ラジオは5時の「早起き鳥」で始まるが、こういう番組が長く続いたと記憶する。
 NHKは深夜を通じて放送することになったが、その時この「日の丸」と「君が代」はやめてしまったようだ。公共放送を打ち出すなら、この良い習慣は続けなければいけない。
 私は右翼ではない。「紀元節」ならともかく「建国記念の日」などはいらないと思っているし、さきの戦争は美化することなく、終戦ではなく敗戦というべきだと考える。「終戦」で誤魔化すことにより日本が失ったものは多い。現実を直視できなくなったこともそのひとつだ。
 こんなことを書くつもりではない。唱歌「日の丸の旗」を取り上げたかった。

   日の丸の旗

1 白地に赤く
  日の丸染めて、
  ああうつくしや、
  日本の旗は。

2 朝日の昇る
  勢(いきほい)見せて、
  ああ勇ましや、
  日本の旗は。
   
    尋常小学唱歌第1学年用の第1曲
    (表記は歴史的仮名遣いによる)

 ところで今の学校に国旗掲揚台はあるのだろうか。どこかで確認してみよう。祝祭日は学校が休みだから、といって掲揚しないようでは寂しい。当直の職員が、また当直がいないのなら警備会社の社員が、日の丸を掲げるくらいの配慮があってよい。
 運動会、父兄参観日(なるほど実態にそぐわない)、文化祭、創立記念日など、美しい日の丸を青空高く掲げるようにしたい。国旗と国歌をこれほど粗末にしている国は、まず日本以外はないであろう。国に誇りを持ち、国を愛する気持ちが希薄どころか、なにか後ろめたいものがあるような国は、世界の信頼などを得られるはずがない。尊敬されるはずがない。
 どうして、こんな国になりさがってしまったのか。

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