唱歌「うつくしき」が美しくあってくれるように!!

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 110122(SAT)
 晴れ。

 小さな私達のコーラスは合唱祭に向けて始動した。ソプラノは大分強化されたので今度はアルトが気になるところ。
 アルトに強力なパートリーダーが欲しいな。
 そうなると、男声の貧弱さが際立ってくるけれども・・・。


 明治初期の唱歌に「うつくしき」というのがある。「小学唱歌集(初編)明治14.11」の第18番目にあり、曲はスコットランド民謡「スコットランドの釣鐘草」というけれども、異論もあるようだ。
 いずれにしても、こんなに美しい曲、唱歌「うつくしき」を忘れてはならない。おそらく歌った経験のある人はまだまだ多いと思うが、現在、歌われる機会は極めて少ないだろう。

 ただ、歌詞は三人のわが子を近衛兵に差し出しているのだが、時代のなせるところとしても、このことをもって唱歌「うつくしき」が忘れ去られるなら残念な気がする。
 我が国はこういう時代を経てきたのだと考えるところだろうか。

 童謡・唱歌などを歌う会の世話役として、この歌を持って行きたいところだが、おそらく会員は嫌がるだろうという予感がする。どうしてこうなってしまったのか。

 この唱歌「うつくしき」の美しきとは国土や風土や習慣などではなく、君に従う子が美しいというのであるらしい。

 難しい。とても簡単に解けるような問題ではない。そういう風に我らがしてしまった。どうすればいいのだろう。 

 歌詞を変えるなどと言うことは絶対にするべきではない。
 このまま、もっともっと歌われることを願うのみである。


   
     うつくしき

         作詞 稲垣 千穎

一 うつくしき。わが子やいづこ。
  うつくしき。わが長(かみ)の子は。
  弓とりて。君のみさきに。
  勇みたちて。別れゆきにけり。

二 うつくしき。わがこやいづこ。
  うつくしき。わが中(なか)のこは。
  太刀帯(たちは)きて。君のみもとに。
  いさみたちて。わかれゆきにけり。

三 うつくしき。わがこやいづこ。
  うつくしき。わが(末)すゑのこは。
  ほこ執(と)りて。きみのみあとに。
  いさみたちて。わかれゆきにけり。

 (「小学唱歌集(初編)」明治14.11)






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