唱歌「梅の花」

 昨日、官能的とも思われる唱歌「夜の梅」が出たところで、今日はもう一つ、国民学校唱歌「梅の花」を紹介しておきたい。
 こちらは、学校帰りに近道をしたところ、ちらほら咲きの梅の花が匂ってきたというもので、昨今の小学生が被害者になるような時世ではもはや望めない光景である。
 小学生が梅の香に敏感だったとも思われないので、大人の視点で近道をして帰る児童を眺めている優しい眼差しで歌ったものかもしれない。良き時代といえるだろうか。

     梅の花

1 学校がへりに、近道を
  通って来れば、どこからか、
  ほんのりにほふ梅の花。

2 見れば、ちらほら枝さきに、
  にほひもきよく咲きそめた
  明るく白い梅の花。
   (国民学校芸能科音楽初等科一)

 旧仮名遣いそのままである。故郷~文部省唱歌集
故郷~文部省唱歌集

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