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zoom RSS リリー・クラウスのモーツアルト「ピアノ・ソナタ」全集(その5)

<<   作成日時 : 2005/09/27 17:04   >>

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  リリー・クラウスのモーツアルト「ピアノ・ソナタ」全集6枚組みCDの5枚目を聞いた。聞くたびにこのピアニストの限りない情熱とモーツアルトへの理解に引き込まれる。
 5枚目の第1曲はソナタ第13番変ロ長調 K333
 次ぎに幻想曲ハ短調 K475
 ソナタ第14番ハ短調 K457
である。
 ソナタ第13番変ロ長調 K333 は第1楽章が特に知られていて、ピアノをソナタ段階までやった人は大抵が手掛けているのではないかと思う。旋律も和声も非常に美しい。「流れるようなすべり出しの主要主題を中心に明快なソナタ形式」
(新編世界大音楽全集・音楽之友社)とあるように、流麗極まりないテーマを持っている。「この曲を、ピアノの弟子のレッスンに、そして自分のコンサートのレパートリーとして愛用したものであったろう」(同書)ともあり、このような美しい曲に触れうる弟子は幸せであった。
 ソナタ第14番ハ短調 K457 第2楽章が美しい。ベートーヴェンのソナタ「悲愴」の第2楽章をちらと思い出させるが、もちろんモーツアルトが先であって曲想も特に似通っているわけではない。第2楽章についていえば、「悲愴」にしろ「熱情」にしろ、ベートーヴェンの深い味わいのあるものの方が好みであるが、モーツアルトの天衣無縫さは、やはり素晴らしいの一語に尽きる。

 フィリップ・アントルモンがNHK−BSでK311とK331を弾いている録画があった。フランス生まれのアントルモは指揮者でもあり、もともとがピアニストとしてのスタートだから、こちらもなかなかのものではあるが、選べというなら30歳ほど年上になるリリー・クラウスになると私は思う。

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